自民党衆議院議員の平将明氏の実家は、「山邦(やまくに)」という青果の仲卸会社を経営しています。
平氏の祖父は「山邦」の創業者。
そして、平氏の父親と平氏は2代目・3代目の社長でした。
目次
平将明の実家は金持ち?
平将明の実家の家業「山邦」とは?
「山邦」は東京都大田区にある卸売市場「大田市場」の仲卸会社。
生産者から買ったキノコ類や青果類をパッキングしてスーパーや八百屋などの小売業者に届けています。
船橋で創業して53年、地域密着型の卸売業者です。
生産者には「新鮮な野菜を食べてもらう喜び」を
消費者には「新鮮な野菜が美味しいという感動」を
私たちは品質を徹底管理した野菜の流通を通して
作る人と食べる人の心をつなぐ仕事をしています。引用元:株式会社山邦青果
平将明の実家は3代が「山邦」社長!
平氏の実家の家業である山邦青果の歴代社長は次の通り。
- 1代目社長(1969年~):平邦蔵(平氏の祖父)
- 2代目社長(?年~1994年):平国秋(平氏の父親)
- 3代目社長(1994年~2005年):平将明(本人)
それでは、平氏の実家の家業・山邦青果の歴代社長を1人ずつ見ていきましょう。
平将明の祖父は山邦の創業者!
【1代目】平将明の祖父はきのこの産地づくりに奔走
平氏の祖父・邦蔵さんの顔画像は見つけることは出来ませんでした。
祖父・邦蔵さんは山邦青果の創業者です。
創業時は主にキノコ類を取り扱っていたそう。
当時は大手のキノコメーカーが無く、キノコの産地(物品を産出する土地。 産土)づくりにも取り組んでいたとか。
平将明と祖父とのエピソードは?
祖父・邦蔵さんは生前は孫の平氏と同居していたそう。
そして、祖父・邦蔵さんは孫である平氏を随分可愛がっていたとか。
やがて、平氏が山邦の三代目社長に就任した後も随分面倒を見ていらした様です。
昨日、祖父平邦蔵(山邦創業者)が亡くなった。93歳の大往生だった。葬儀は親族のみの密葬とし、後日「お別れの会」を開催する予定。私は同居の孫だったり、大田山邦の社長だったりしたので、随分可愛がってもらった。
— 平将明(たいらまさあき/Taira Masaaki) (@TAIRAMASAAKI) May 5, 2012
祖父・邦蔵さんは、2012年に亡くなりました。
93歳の大往生だったそう。
平将明は父親・息子と3代社長だった!
【2代目社長】平将明の父親は青果類を導入
平氏の父・国秋さんは山邦青果の2代目社長です。
父・国秋さんは、祖父・邦蔵さんが始めたキノコ類を手掛けながら、トマト、キュウリなどの果菜類の取り扱いも始めています。
父・国秋さんの代で山邦青果は8割果菜類を手掛けるようになりました。
父・国秋さんは1991年に癌を患い、誰かが後を継がなければという状況に。
そして、次男の平氏に会社の後を継がせることに。
父・国秋さんは、その後は山邦青果の会長や地元の青果卸売協同組合の理事長を務められたそう。
父・国秋さんは、2019年に80歳で亡くなりました。
故 父 平國秋 儀 令和元年11月6日 80歳にて永眠いたしました。
ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでご報告申し上げます。— 平将明(たいらまさあき/Taira Masaaki) (@TAIRAMASAAKI) November 6, 2019
祖父・邦蔵さんの逝去からわずか7年後のことでした。
【3代目社長】平将明は会社売上を3倍にしたやり手経営者だった
現在は自民党衆議院議員の平将明氏は、山邦青果の3代目社長です。
平氏は、早稲田大学を卒業後、1990年1月に不動産会社(株式会社日税不動産情報センター)に入社。
しかし、病に倒れた父の家業を継ぐため、同年不動産会社を退社しました。
そして、1991年に山邦青果に入社しています。
平氏は、入社して3年間、深夜からモートラやフォークリフトでの野菜の積み込みなどの下積みを経験したそう。
そして、1994年に3代目の社長に就任。
平氏の就任時はバブル崩壊後で経営の立て直しが課題だったとか。
平氏は、何十年と続く会社の体制や慣習を次々に変えていき、当時22億円だった売上を60億円まで伸ばしたそう。
しかし、その間3分の1ほどの社員が、平氏のやり方についていけないと会社を去ったとか。
平氏の経営力と決断力が垣間見えるエピソードですね。
平氏は、2005年に衆議院議員選挙立候補して当選し、政界入りを果たしています。
平将明の兄が会社を継がなかった理由は?
平氏には、兄である浩一郎(こういちろう)さんという兄弟がいます。
兄・浩一郎さんのプロフィールは次の通り。
- 年齢:57~59歳くらい?(2022年現在)
- 大学:慶應義塾大学
- 大学院:コーネル大学大学院(アメリカ)
兄・浩一郎さんは平氏が山邦へ入社した頃にアメリカへ留学しています。
コーネル大学は、アイビー・リーグを構成するアメリカ合衆国の最難関大学の一つである。全米屈指の名門校として知られる。
なので、浩一郎さんは平氏より2~3歳年上と思われます。
兄・浩一郎さんがアメリカへ留学中に父親が病で倒れ、弟の平氏が会社を継ぐことになったそう。
兄。浩一郎さんは長男であったにも関わらず、会社を継がなかったことになります。
その理由は、『兄弟のうちできの悪いほうが後を継ぐ』という暗黙の了解があったからだそう。
兄・浩一郎さんは、『弟より優秀』という立ち位置だったようですね。
平将明の兄は現在は「山邦」社長?
平氏は3代目社長に就任していましたが、政界入りしたため2005年に「山邦」の社長業を退いています。
しかし、その後に社長に就任したのは平氏の兄ではありませんでした。
「山邦」の4代目社長は、こちらの方のようです。
- 4代目社長(現在):平栄三(平氏の従祖父)・75歳位
平氏の父親のいとこの平栄三さんは、現在の山邦青果の社長。
広島県で生まれ育ったそうです。
栄三さんは、平氏の祖父・邦蔵さんに誘われて22歳で山邦に入社。
若い頃は午前2時から夕方まで青果の入荷の品定めや青果を買い受ける小売業者の獲得に奔走したそう。
そして、40代で山邦の社長に就任したそう。
平氏が父親に次いで3代目の社長だったので、栄三さんは、おそらく4代目の社長と思われます。
まとめ
- 平将明の実家は金持ち?
- 平将明の祖父は山邦創業者!
- 平将明は父親息子と3代社長だった!
- 平将明の兄が会社を継がなかった理由は?
以上をまとめました。